家庭用NASおすすめメーカー比較|写真やデータを自宅で安全に保存する選び方


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最終更新日:2026年10月4日(掲載の内容は2026年10月4日時点で各社の公式サイトに掲載されている情報です)

家庭用NASおすすめランキングTOP3

「スマホの写真や動画がたまって、容量が足りない」「家族の写真を一か所にまとめて、みんなで見られるようにしたい」「仕事のデータを、自宅で安全にバックアップしたい」――そんな人に向けて、家庭で使えるNAS(ネットワーク対応のストレージ)のメーカーをまとめました。

NASは、家のネットワークにつないで使う記憶装置です。パソコンやスマートフォンから、写真や動画、書類などを保存したり、取り出したりできます。クラウドサービスと違い、データを自宅に置いておけるのが特徴です。メーカーによって、使えるアプリ、設定のしやすさ、製品の種類が違うため、使い方に合ったものを選ぶことが大切です。

この記事では、NASのメーカーからUGREEN NAS・Synology・QNAPの3つを、製品の種類・アプリと機能・購入とサポートの視点で比べ、ランキング形式で紹介します。公式サイトで内容を確認でき、記事で紹介できるメーカーにしぼったため、3つでの比較です。内容はすべて、2026年10月4日に各社の公式サイトで確認したものです(価格は通常価格で、セール価格は含めていません)。

この記事の目次

  1. 家庭用NASのおすすめ比較ランキング
  2. 3社の比較まとめ
  3. 製品の種類の比較
  4. アプリと機能の比較
  5. NASとは
  6. クラウドストレージとの違い
  7. 外付けハードディスクとの違い
  8. NASでできること
  9. ベイ数の選び方
  10. ハードディスクの選び方
  11. RAIDとは
  12. ネットワークの速さ
  13. 初期設定の流れ
  14. スマホの写真を自動で保存する
  15. 家族でデータを共有する
  16. セキュリティ対策
  17. バックアップの考え方
  18. 置き場所と電源
  19. 容量の目安
  20. 電気代と動作音
  21. テレビで動画や音楽を楽しむ
  22. 在宅ワークでの使い方
  23. 小さな事務所での使い方
  24. 動画編集のデータ置き場として
  25. 写真の整理のコツ
  26. 故障したときの対応
  27. 買い替えとデータの移行
  28. 処分するときの注意
  29. 予算の考え方
  30. よく出てくる用語
  31. 防犯カメラの録画に使う
  32. クラウドと組み合わせる
  33. 古いパソコンのデータを整理する
  34. 家族で使うときのルール
  35. OSとアプリの更新
  36. 購入前のチェックリスト
  37. 子どもの成長記録を残す
  38. 長く使うためのメンテナンス
  39. 複数のパソコンをまとめてバックアップする
  40. 外出先からアクセスするしくみ
  41. NASが向いていない使い方
  42. よくある失敗と対策
  43. 3社の使い分け
  44. 3社の向いている人
  45. よくある質問
  46. ランキングまとめ

家庭用NASのおすすめ比較ランキング

まずは3つのメーカーを、ランキング表にまとめました。各社公式サイトの掲載内容です。

順位 メーカー OS(管理ソフト) 製品の例 購入
1位 UGREEN NAS UGOS PRO 2ベイ〜8ベイ。家庭向けからAI NASまで 公式ストアで購入できる(送料無料)
2位 Synology DiskStation Manager(DSM) DSシリーズ(J・Value・Plusなど) 販売店などで購入
3位 QNAP QTSなど 家庭向けの小型モデルから企業向けまで 公式ストアあり

※表は横にスクロールできます。

※2026年10月4日に各社の公式サイトで確認した内容です。

第1位:UGREEN NAS【2ベイから8ベイまで。公式ストアで買えて、日本語サポートもある】

UGREEN NAS公式サイトのトップページ
出典:UGREEN NAS公式サイト

販売 株式会社ユーグリーン・ジャパン(東京都中央区)
製品 2ベイ〜8ベイのNAS(家庭向け、フリーランス向け、企業向け、AI NAS)
OS UGOS PRO
製品と通常価格の例(税込) NASync DH2300 36,880円、DH4300 Plus 65,880円、DXP2800 65,880円、DXP4800 Plus 105,880円
購入 公式ストア。送料全国無料、支払い後1〜3営業日以内に発送
支払い方法 クレジットカード、Google Pay、Apple Pay、PayPal、コンビニ、銀行振込、Pay-easy、後払い(Paidy)
サポート 日本語サポート(10:00〜19:30)、ヘルプセンター、ナレッジセンター

UGREEN NASの特徴

UGREEN NASは、モバイルバッテリーやアクセサリーも扱うUGREENのNASシリーズです。2ベイの手ごろなモデルから、8ベイの大容量モデルまでそろっており、家庭での写真の保存から、仕事のデータ管理まで、用途に合わせて選べます。

専用のOS「UGOS PRO」で、写真や動画の管理、ファイルの共有、バックアップなどを行えます。公式ストアから直接購入でき、送料は全国無料です。日本語のサポート窓口やヘルプセンターがあるので、初めてNASを使う人でも安心です。

UGREEN NASのおすすめポイント

  • 2ベイから8ベイまで選べる
  • 公式ストアで直接購入できる(送料無料)
  • 支払い方法が多い
  • 日本語のサポート窓口がある
  • 家庭向けからAI NASまでそろう

UGREEN NASの公式サイトはこちら

第2位:Synology【使いやすいOS「DSM」と、豊富な公式アプリ】

Synology公式サイトのトップページ
出典:Synology公式サイト

OS DiskStation Manager(DSM)
製品 DSシリーズ(J・Value・Plus・XS+/XS)など
製品の例 DS725+(2ベイ、2.5GbE、M.2 NVMeスロット)、DS925+(4ベイ)
主なアプリ Synology Photos、Synology Drive、CloudSync、Audio Station、Surveillance
機能 ファイル管理、データ保護、セキュリティ、仮想化など

Synologyの特徴

Synologyは、NASを中心としたデータ管理の製品を作っているメーカーです。すべてのNASに、直感的に使えるOS「DiskStation Manager(DSM)」が搭載されており、写真の管理やファイルの同期、バックアップなどを分かりやすい画面で設定できます。

写真を整理して共有できる「Synology Photos」、パソコンやスマホとファイルを同期できる「Synology Drive」、クラウドサービスと同期できる「CloudSync」など、公式のアプリが豊富です。家庭向けのモデルから、ビジネス向けの高性能なモデルまで、幅広い製品があります。

Synologyのおすすめポイント

  • 分かりやすいOS「DSM」
  • 写真・ファイル同期などの公式アプリが豊富
  • データ保護とセキュリティの機能
  • 家庭向けからビジネス向けまで製品が幅広い

注意点

製品は販売店などで購入します。モデルによってハードディスクの種類の条件があるので、公式サイトの互換性の情報を確かめましょう。

Synologyの公式サイトはこちら

第3位:QNAP【家庭向けの小型モデルから企業向けまで。NASセレクタで選びやすい】

QNAP公式サイトのトップページ
出典:QNAP公式サイト

製品 ホームユーザー向けの小型モデルから、企業向けのタワー・ラックマウントまで
選び方の支援 NASセレクタ(質問に答えて最適なNASを探せる)、製品比較
購入 公式ストア、アクセサリストア
サービス myQNAPcloud(外出先からのアクセス)、保証、修理(RMA)
料金 公式ストア価格の例:TS-133は31,570円、TS-233は42,130円(税込)。

QNAPの特徴

QNAPは、家庭向けから企業向けまで、さまざまなNASを作っているメーカーです。製品の数が多く、ベイの数やCPU、ネットワークの速さなど、細かい条件から選べます。

「NASセレクタ」を使うと、質問に答えるだけで、自分に合ったNASを探せます。製品を並べて比べる機能もあるので、性能の違いを確かめながら選べます。外出先からNASにアクセスするためのサービスも用意されています。

QNAPのおすすめポイント

  • 製品の種類が多い
  • NASセレクタで選びやすい
  • 製品比較の機能がある
  • 公式ストアやアクセサリストアがある
  • 外出先からのアクセスに対応

注意点

機能が多く、設定項目も多めです。初めての場合は、公式のナレッジベースなどを参考にしながら設定しましょう。

QNAPの公式サイトはこちら

3社の比較まとめ

メーカー OS 特徴 向いている人
UGREEN NAS UGOS PRO 公式ストアで購入、日本語サポート 初めてNASを使う人
Synology DSM 分かりやすい画面、公式アプリが豊富 写真管理やファイル同期を重視する人
QNAP QTSなど 製品の種類が多い、NASセレクタ 細かい性能で選びたい人

※表は横にスクロールできます。

表の内容は、各社の公式サイトの掲載情報をもとにまとめたものです。

製品の種類の比較

3社とも、家庭向けの小型モデルから、大容量のモデルまでそろえています。UGREEN NASは2ベイから8ベイまでのモデルを公式ストアで販売しています。SynologyとQNAPは、ビジネス向けの高性能なモデルまで含めて、製品の種類が幅広いのが特徴です。

アプリと機能の比較

写真の管理、ファイルの共有、バックアップといった基本的な機能は、3社ともそろっています。Synologyは公式アプリの種類が豊富で、分かりやすい画面が特徴です。QNAPは細かな設定ができ、UGREEN NASは家庭での使いやすさを重視した製品がそろっています。

NASとは

NAS(ナス)は、Network Attached Storageの略で、ネットワークにつないで使うストレージ(記憶装置)のことです。家のWi-Fiルーターなどにつないでおくと、家族のパソコンやスマートフォンから、同じデータにアクセスできます。

クラウドストレージとの違い

クラウドストレージは、インターネット上のサービスにデータを保存するもので、毎月の料金がかかることが多いです。NASは、最初に本体とハードディスクを購入すれば、毎月の利用料はかかりません(電気代は必要です)。データを自宅で管理できる安心感がある一方で、故障や災害への備えは自分で行う必要があります。また、クラウドは保存する容量が増えるほど月額料金が上がることが多いのに対し、NASはハードディスクを追加・交換することで容量を増やせます。大量の写真や動画を長く保存したい人にとっては、NASのほうが費用を見通しやすい場合があります。

外付けハードディスクとの違い

外付けハードディスクは、パソコンにつないで使う記憶装置です。NASはネットワークにつなぐため、複数の機器から同時にアクセスでき、スマートフォンからも使えます。家族でデータを共有したい場合や、スマホの写真を自動で保存したい場合は、NASが便利です。

NASでできること

  • スマホの写真・動画を自動でバックアップ
  • 家族でファイルや写真を共有
  • パソコンのデータのバックアップ
  • 動画や音楽を家の中のテレビなどで再生
  • 外出先からデータにアクセス(設定が必要)

ベイ数の選び方

ベイとは、ハードディスクを入れる場所のことです。2ベイなら2台、4ベイなら4台のハードディスクを入れられます。家庭で写真を保存する程度なら2ベイ、仕事のデータや大量の動画を保存するなら4ベイ以上が目安です。ベイ数が多いほど、容量を増やしやすく、データを守る設定(RAID)も選びやすくなります。

ハードディスクの選び方

NASには、長時間の連続運転を前提に作られたNAS向けのハードディスクを使うのがおすすめです。メーカーの公式サイトでは、動作を確認したハードディスクの一覧(互換性リスト)を公開していることが多いので、購入前に確かめましょう。

RAIDとは

RAID(レイド)は、複数のハードディスクを組み合わせて使う仕組みです。たとえば「RAID 1」は、2台のハードディスクに同じデータを書き込むので、1台が壊れてもデータが残ります。ただし、RAIDはバックアップの代わりにはなりません。誤って消したデータは、すべてのハードディスクから消えてしまうためです。RAIDとは別に、定期的なバックアップを必ず取っておきましょう。

ネットワークの速さ

NASのデータのやり取りの速さは、ネットワークの規格に左右されます。最近は、従来の1GbEより速い2.5GbEに対応したモデルも増えています。速さを生かすには、ルーターやパソコン側も対応している必要があります。

初期設定の流れ

  • NAS本体にハードディスクを取り付ける
  • ルーターにLANケーブルでつなぎ、電源を入れる
  • パソコンやスマホから専用アプリで初期設定
  • 保存先の設定(RAIDの種類など)
  • ユーザーや共有フォルダの作成
  • スマホのアプリで写真のバックアップを設定

スマホの写真を自動で保存する

各メーカーの写真アプリを使うと、スマートフォンで撮った写真や動画を、家のNASに自動で保存できます。スマホの容量を空けられるうえ、機種変更のときもデータの移行が楽になります。Wi-Fiにつながっているときだけ保存する設定にしておけば、外出先でスマートフォンのデータ通信量を使いすぎる心配もありません。保存が終わった写真をスマホから消すかどうかも、アプリで選べることが多いです。

家族でデータを共有する

NASでは、家族一人ひとりにアカウントを作り、見られるフォルダを分けることができます。家族みんなで見たい写真は共有のフォルダに、個人のデータは自分だけのフォルダに保存するなど、使い分けができます。

セキュリティ対策

  • 管理者のパスワードを強いものにする
  • OSやアプリを最新の状態に保つ
  • 使わない機能は無効にする
  • 外出先からのアクセスは、メーカーの推奨する方法で設定する
  • 2段階認証を設定する

バックアップの考え方

大切なデータは、NASだけでなく、別の場所にもコピーを保存しておくと安心です。外付けハードディスクやクラウドサービスに、NASのデータを定期的にバックアップする方法があります。「データのコピーを複数持ち、そのうち1つは別の場所に置く」ことを意識しましょう。

置き場所と電源

NASは、風通しがよく、ほこりの少ない場所に置きましょう。直射日光や高温になる場所は避けます。停電で突然電源が切れると、データが壊れることがあるため、無停電電源装置(UPS)を使うとより安心です。

容量の目安

スマートフォンの写真は1枚あたり数MB、4Kの動画は1分あたり数百MBになることもあります。家族の写真や動画を何年分もためていくと、あっという間に容量がいっぱいになります。今の写真や動画の量を確かめ、その数倍の容量を目安にすると、余裕を持って使えます。

電気代と動作音

NASは、基本的に24時間電源を入れたまま使います。そのため、消費電力が少ないモデルを選ぶと電気代を抑えられます。使わない時間帯にハードディスクの回転を止める設定ができる製品もあります。また、ハードディスクやファンの音が出るので、寝室など静かな場所には置かないほうがよいでしょう。

テレビで動画や音楽を楽しむ

NASに保存した動画や音楽は、家の中のテレビやスマートフォンで再生できます。メディアサーバーの機能を使えば、対応するテレビからNASの中の動画を見られます。家族で撮った動画を、大きな画面で楽しめるのも魅力です。音楽のデータもまとめて保存しておけば、家のどこからでも好きな曲を聞けます。

在宅ワークでの使い方

在宅で仕事をしている人は、作業中のファイルをNASに保存しておくと、パソコンが故障したときにもデータを守れます。複数のパソコンでファイルを同期すれば、どのパソコンからでも最新のデータを使えます。仕事のデータを扱う場合は、取引先との約束や会社のルールも確かめておきましょう。

小さな事務所での使い方

数人の事務所なら、NASを共有のファイルサーバーとして使えます。社員ごとにアカウントを作り、フォルダごとに見られる人を分けることで、情報の管理がしやすくなります。定期的なバックアップを自動で行う設定にしておくと、手間をかけずにデータを守れます。

動画編集のデータ置き場として

動画編集をする人は、素材のデータが大きくなりがちです。NASに素材を保存しておけば、パソコンの容量を空けられます。編集作業の速さを重視する場合は、2.5GbE以上の速いネットワークに対応したモデルや、SSDを使えるモデルを選ぶとよいでしょう。

写真の整理のコツ

写真をNASに保存するときは、年や月、イベントごとにフォルダを分けると、あとで探しやすくなります。写真アプリの中には、撮影日や場所、写っている人などで自動的に整理してくれるものもあります。不要な写真をこまめに消すことも、容量を節約するコツです。

故障したときの対応

NASのハードディスクが故障した場合、RAIDを組んでいれば、新しいハードディスクに交換することでデータを復旧できることがあります。本体が故障した場合は、メーカーの保証や修理サービスを利用します。購入時に、保証の期間と修理の受付方法を確かめておきましょう。

買い替えとデータの移行

NASを買い替えるときは、古いNASから新しいNASへデータを移す必要があります。同じメーカーなら、移行の手順が用意されていることもあります。データの量が多いと移行に時間がかかるので、余裕を持って作業しましょう。

処分するときの注意

NASやハードディスクを処分するときは、中のデータを完全に消すことが大切です。単にファイルを削除しただけでは、データを復元される可能性があります。データ消去の機能や専用のソフトを使うか、物理的に壊すなどして、情報が漏れないようにしましょう。

予算の考え方

NASの費用は、本体の価格に加えて、ハードディスクの費用がかかります。ハードディスクは容量が大きいほど高くなるので、必要な容量を考えて選びましょう。RAIDでデータを守る場合は、保存できる容量がハードディスクの合計より少なくなることも考えておきましょう。長く使うことを考えると、少し余裕のある容量やベイ数を選んでおくと、あとから買い足す手間を減らせます。

よく出てくる用語

  • ベイ:ハードディスクを入れる場所の数
  • RAID:複数のハードディスクを組み合わせてデータを守る仕組み
  • 2.5GbE:ネットワークの速さの規格の一つ
  • M.2 NVMe:高速なSSDの規格。キャッシュなどに使う
  • スナップショット:ある時点のデータの状態を記録し、元に戻せるようにする機能

防犯カメラの録画に使う

NASの中には、ネットワークカメラの映像を録画する機能を持つものがあります。玄関や駐車場のカメラの映像をNASに保存しておけば、あとから確認できます。録画には大きな容量が必要になるため、録画の日数や画質に合わせて容量を選びましょう。

クラウドと組み合わせる

NASとクラウドストレージは、どちらか一方を選ぶだけでなく、組み合わせて使うこともできます。普段のデータはNASに保存し、特に大切なデータだけをクラウドにもバックアップしておくと、自宅で災害が起きたときにもデータを守れます。NASのアプリでクラウドとの同期を設定できる製品もあります。

古いパソコンのデータを整理する

使わなくなった古いパソコンや、外付けハードディスクにたまったデータを、NASにまとめて移すと、データの置き場所が一つになり、探しやすくなります。移す前に、不要なデータを整理しておくと、容量を節約できます。

家族で使うときのルール

  • 家族ごとにアカウントを作り、パスワードを共有しない
  • 共有フォルダと個人フォルダの使い分けを決める
  • 写真のフォルダの名前のつけ方をそろえる
  • 大きなファイルを保存するときは、容量に気をつける
  • 困ったときに誰が管理するかを決めておく

OSとアプリの更新

NASのOSやアプリは、機能の追加やセキュリティの強化のために、定期的に更新されます。更新を放っておくと、弱点をねらった攻撃を受けるおそれがあります。自動更新の設定をするか、定期的に更新を確かめる習慣をつけましょう。更新の前には、念のため大切なデータのバックアップを取っておくと安心です。

購入前のチェックリスト

  • 保存したいデータの量と、将来の増え方
  • 必要なベイ数
  • ハードディスクが付属しているか、別売りか
  • 使いたいアプリ(写真・同期・バックアップなど)があるか
  • 家のネットワーク(ルーター)との相性
  • サポートや保証の内容

チェックリストを使って、自分の使い方に必要な条件を整理してから選ぶと、買ったあとに「思っていたのと違った」ということを防げます。迷ったときは、各メーカーの公式サイトの比較表や、製品選びの案内も参考にしましょう。

子どもの成長記録を残す

子どもの写真や動画は、年々増えていく大切な記録です。NASに保存しておけば、スマートフォンの機種変更や故障でデータを失う心配を減らせます。祖父母と共有のフォルダを作れば、離れて暮らす家族とも成長の記録を一緒に楽しめます。

長く使うためのメンテナンス

  • ハードディスクの状態を、管理画面で定期的に確かめる
  • 本体のほこりを、ときどきやさしく取り除く
  • ファンの音が大きくなったら、設置場所や温度を見直す
  • 保存容量に余裕があるかを確かめる
  • バックアップが正しく取れているかを、ときどき確かめる

ハードディスクは消耗品なので、数年使うと故障の可能性が高くなります。管理画面で警告が出たら、早めに交換しましょう。

複数のパソコンをまとめてバックアップする

家に複数のパソコンがある場合、NASを使えば、それぞれのパソコンのバックアップを一か所にまとめられます。各メーカーのバックアップ用のアプリを使うと、決まった時間に自動でバックアップを取れます。パソコンが故障したときも、NASからデータを戻せるので安心です。

外出先からアクセスするしくみ

外出先からNASにアクセスするには、メーカーが用意しているリモートアクセスのサービスや、スマートフォンのアプリを使うのが一般的です。ルーターの設定を自分で変える方法もありますが、設定を誤ると外部から不正にアクセスされるおそれがあります。初めての場合は、メーカーが推奨する方法を使い、2段階認証などのセキュリティ機能もあわせて設定しましょう。

NASが向いていない使い方

NASは便利な一方で、すべての人に向いているわけではありません。保存するデータが少なく、パソコン1台だけで使う場合は、外付けハードディスクやクラウドサービスのほうが手軽なこともあります。また、機器の設定や管理をする時間がとれない場合は、管理の手間がかからないクラウドサービスを選ぶのも一つの方法です。自分の使い方に合わせて、NASが本当に必要かを考えてみましょう。

よくある失敗と対策

  • 容量が足りなくなった:将来を見越して、ベイ数に余裕のあるモデルを選ぶ
  • RAIDだけで安心していた:別の場所にもバックアップを取る
  • 設定が難しかった:日本語のサポートや解説が充実したメーカーを選ぶ
  • 音が気になる:寝室などを避けて設置する

3社の使い分け

初めてNASを使う人や、公式ストアで手軽に買いたい人はUGREEN NAS、写真管理やファイル同期のアプリを重視する人はSynology、性能や機能を細かく比べて選びたい人はQNAP、という使い分けができます。

3社の向いている人

  • UGREEN NASがおすすめの人:日本語サポートのある公式ストアで、手軽にNASを始めたい人
  • Synologyがおすすめの人:分かりやすい画面と豊富なアプリを使いたい人
  • QNAPがおすすめの人:製品の種類が多い中から、条件に合うものを選びたい人

よくある質問

Q. NASにハードディスクは入っていますか?

A. モデルによって違います。ハードディスクが別売りのモデルも多いので、購入前に確かめましょう。

Q. 毎月の料金はかかりますか?

A. NAS本体の利用に月額料金はかかりません。電気代は必要です。

Q. スマホの写真も保存できますか?

A. 各メーカーの写真アプリを使えば、スマホの写真や動画を自動で保存できます。

Q. パソコンに詳しくなくても使えますか?

A. 専用アプリで初期設定できるモデルが多く、公式のヘルプやサポートも利用できます。

Q. 外出先からもデータを見られますか?

A. メーカーの推奨する方法で設定すれば、外出先からアクセスできます。セキュリティの設定もあわせて行いましょう。

ランキングまとめ

  • 1位 UGREEN NAS:2〜8ベイ。公式ストアと日本語サポート
  • 2位 Synology:分かりやすいDSMと豊富なアプリ
  • 3位 QNAP:家庭向けから企業向けまで製品が豊富

家庭用NASは、ベイ数、使いたいアプリ、設定のしやすさ、サポートで選ぶのがポイントです。価格や製品は変わることがあるので、購入の前に各社の公式サイトで最新の情報を確かめてください。


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